和歌山カレー事件 / 奇跡のハーブ パクチー

パクチーは、東南アジアをはじめ世界各国で料理に使われ人々に愛されています。 
近年の研究により、パクチーは野菜・香草類の中でダントツのデトックス・パワーを秘めていることが明らかになりました。
当サイトは、日本の食生活に警鐘を鳴らすと共に数々の汚染物質から、体を守る唯一の存在であるパクチーを皆さまに知っていただくために開設しました。


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和歌山カレー事件





四人はなぜ死んだのか
〜インターネットで追跡する「毒入りカレー事件」〜 
                三好万季著 「文春文庫」刊 (p84〜86)より抜粋



香菜で砒素が排出される

「香菜で水銀や鉛やアルミが排出されるんだって。砒素も排出されるといいね。」
 父は早大の研究生の頃毛髪分析や重金属の代謝の研究をしていたことがある。
「アルミはともかく、水銀と鉛と砒素は毒性機序がほとんど同じなんだ。どれも酵素のSH基の部分に結合して酵素の働きを台無しにしてしまう。これが水銀中毒であり、鉛中毒であり、砒素中毒なんだ。
 香菜が水銀や鉛をSH基の部分から離脱させるということは、まず間違いなく砒素も離脱させる働きがあるはずだ。」

 中略

 今手元にある11月29日付の日本経済新聞に、「『60人正常に戻る』毒物カレー医師が会見」とある。
「63人の体内に残っているヒ素濃度を調べている聖マリアンナ医科大(川崎市)の山内博助教授が28日会見し、『60人が正常に戻ったと判断でき、今後の発がんの危険も限りなく少ない』と見方を明らかにした」

「米国基準でのヒ素濃度の安全値は尿1リットル当たり50マイクログラムだが、『事件から3カ月が経過した段階で、60マイクログラム未満なら食事などで上下する範囲』と判断、60人を正常とした」






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