| パクチーの抗酸化作用 
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| 各種食品の抗酸化能を比較する | 
| 「財団法人 日本食品分析センター」にパクチーの成分分析を依頼し、下記の試験結果が得られました。
 
  ■だるい、疲れが取れない、アレルギー症状・・・。あなたのその体調不良、重金属が体にたまっているせいかもしれません。以前から研究者たちは重金属が人の健康に及ぼす影響について警鐘を鳴らしてきました。水銀や鉛などの重金属は飲料水や化学肥料、排気ガスなどから体に入り完全に排泄されずに体内に蓄積します。それらの重金属は体内の酵素に取り付き、酵素の働きを阻害してしまう性質があります。さらに有害重金属に抵抗するため体内で活性酸素が盛んに働こうとします。活性酸素は過度に発生すると血管や細胞を傷つけてしまい、老化現象を招くことになります。 
※1.根を除いて、凍結乾燥したものについて試験した
  
 ■重金属を体外へ排出するにはデトックス(毒出し)しかありません。ではどうやって?
 汗や便で排出できる有害物質は75%から95%。あとは整腸作用のある食品や食物繊維を積極的に摂るという食生活の見直しのほか、サプリメントを上手に活用する方法があります。
 
 
| ■近年の研究でパクチーには、鉛などの重金属を体外に排出する作用があることがわかりました。また、抗酸化力に優れた野菜という実験結果が出ました。(上右図参照)パクチーを食べればデトックスができ、活性酸素の発生を抑止することが可能です。 |  | 
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| 養殖ニジマスにおける中国パセリ(注)およびキトサンのカドミウム蓄積抑制効果 | 
| (注)中国パセリとはパクチーのことで中国産ではありません。
 
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| ニジマスにカドミウム10ppmを含む餌を3週間与えてカドミウムを上昇させた後、さらに12週間にわたって 
 
 
| (1)カドミウムのみ(対照) (2)カドミウムに加えた中国パセリ(注)凍乾品を2%含有
 (3)カドミウムに加えてキトサンを3%含有する餌
 |  を与え、3週間ごとに内臓に蓄積したカドミウム量を調べた。
 (ヒトに換算すると1日あたり100gの中国パセリ(注)を食べたことになる。)
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| その結果、腎臓での効果はさほどではなかったものの、肝臓においては対照餌を比べ 
 
 
| ●中国パセリ(注)含有餌(2)で20〜30% ●キトサン含有餌(3)では25〜40%
 |  カドミウム量が低かった。
 
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| 「中国パセリ 東京海洋大学論文」より (注)中国パセリとはパクチーのことで中国産ではありません。
 ※(注)は原文にはありません。
 
 
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| この結果により、中国パセリ(注)およびキトサンを加えることにより、重金属の蓄積を抑制できることが示されました。 |