アンチエイジングニュース / 奇跡のハーブ パクチー

パクチーは、東南アジアをはじめ世界各国で料理に使われ人々に愛されています。 
近年の研究により、パクチーは野菜・香草類の中でダントツのデトックス・パワーを秘めていることが明らかになりました。
当サイトは、日本の食生活に警鐘を鳴らすと共に数々の汚染物質から、体を守る唯一の存在であるパクチーを皆さまに知っていただくために開設しました。


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2008.12.5 静岡新聞

骨もアンチエイジング

屋内が7割、着膨れ注意

骨粗しょう症予防 ビタミンKも重要

 高齢者の骨折が増えている。特に、脚の付け根が折れる「大腿骨近位部骨折」は脳卒中とともに、寝たきりの主な原因となっている。これからの寒い時期は骨折が多くなるため、注意が必要だ。
 大腿骨近位部骨折は以前、「大腿骨頸部骨折」と呼ばれた。しかし科学的にあいまいだったため、日本整形外科学会は2年前に呼び名を変えた。
 厚生労働省研究班(主任研究者=折茂肇・健康化学大学長)が11月に発表した推計によると、2007年の発生患者は全国で14万8千人。これは02年に比べると3万人多く、97年よりも5万人余り多い。全体の8割は女性だ。
 日本整形外科学会の全国調査によると、発生率は50歳以下ではごく少なく、60歳以上で徐々に上昇する。5歳刻みの年齢別でみると、80−84歳が最も多い。原因はつまずくなど「立った高さからの転倒」が7割。発生場所は7割近くが屋内で、全体の94%が手術を受けた。

▽ 手すり付け対策
 月別では12月から2月の発生が目立つ。調査をまとめた萩野浩・鳥取大教授によると、着膨れして転びやすいことや、血中のビタミンDが低下し骨や筋力が弱くなることが原因とみられる。
 骨折を防ぐには、主な原因となる骨粗しょう症の予防や治療のほか、筋力やバランス感覚を養う運動療法、階段やトイレに手すりを付けるなどの対策も有効だ。
 厚労省研究班の07年の調査では、男性の60代、女性の60代と70代の発生率がいずれも過去20年で最も低く、ビスフォスフォネート製剤など新たな治療薬の影響だとする見方もある。
 骨粗しょう症予防の三原則は食事と運動、日光浴。骨を強くする栄養素としてはカルシウム、マグネシウム、ビタミンDがよく知られているが、忘れられがちなのがビタミンKだ。

▽ 納豆消費量関係か
 大腿骨近位部骨折の発生率は西日本で高く、東日本で低い。その地域差にはビタミンKを多く含む納豆の消費量が影響している可能性がある−。岩手医大の坂田清美教授らの研究チームは今年、そんな論文を発表した。
 ビタミンKはビタミンDとともに骨の形成を促す。チームは全国を12地域に分け、国民栄養調査で分かった栄養素の摂取量と、骨折の発生率との関係を分析した。
 その結果、ビタミンDやマグネシウムよりもビタミンKが骨折に最も強く関係しており、摂取量の多い地域ほど発生率が低いことが分かった。
 ビタミンKはホウレンソウなどの野菜に多く含まれるが、野菜の摂取量に目立った地域差はなかった。そこで総務省の家計調査を調べたところ、ビタミンKの豊富な納豆の消費量の地域差が、骨折発生率の地域差とよく合うことが分かった。
 チームの八重樫由美・岩手医大助教は「骨折発生率の低い東北や関東のビタミンK摂取量を考えると、1日300マイグラクロムで予防に役立つ可能性がある」と話している。


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